仕事, 医療

石けん手洗いかアルコール消毒か

風邪を起こす微生物(ウイルス・細菌)には手洗いが有効と言われていて、
感染症予防にはまず石けんでの手洗いが大事ですよね。

石けんにも色々あって、殺菌除菌と効果の程度に種類があります
(殺菌・除菌については過去記事食中毒と殺菌(1))が、
手洗いの一番の効果はなんといっても、微生物を物理的に洗い流せること。

ちなみに風邪の原因となるのはほとんどウイルスと言われています。
とはいえ大人は細菌性の風邪もよくあるようで、
風邪で抗菌薬(抗生物質のこと。細菌には効くけどウイルスは殺せない)を処方されることが多々あります……
※ウイルスと細菌の違いについてはこちら(東京医大八王子医療センターHP)

ですが、インフルエンザノロウイルスなど
かかるとやっかいな感染症には
石けんでは効かないものがあります。

そういう微生物には塩素消毒が有効で、
公共施設なんかでも玄関に手の消毒用アルコールが置かれています。
感染症予防をしっかりとしたいなら、
石けん手洗い+アルコール消毒を行えば大体大丈夫でしょう。
(アルコールで死なない微生物もいますが、詳しくは後述します)

手ピカジェル mini ローズの香り 15mL×3個セット [指定医薬部外品]

新品価格
¥949から
(2019/1/31 20:35時点)

消毒剤の種類と強さ

消毒に使われるものにはアルコール塩素系などがあります。
アルコールはエタノール、イソプロパノールがあります。
塩素系には色々ありますが、次亜塩素酸ナトリウム(ミルトンなど)が身近です。
このほか、ポピドンヨード(イソジンなど)も消毒に使われます。

それぞれ消毒の際に有効な幅が異なり、
下の図のように、塩素系はアルコールより強力なものがあります。
アルコールと塩素系の最大の違いは、人の皮膚に使えるかどうかです。

※食中毒などを起こす細菌とウイルスについては過去記事をご参照ください。
食中毒と殺菌(2)
食中毒と殺菌(3)

インフルエンザノロウイルス消毒薬に対する抵抗性が比較的強いので
普通の石けんでは死にません
でも、高濃度のアルコールイソジン、さらに強力なミルトンなら
問題なく対処できるというわけです。

ボツリヌス菌セレウス菌のような芽胞細菌がつくる芽胞は非常に頑丈で、
熱湯消毒などでは予防できないことを以前紹介しました。
(だからこそカレーなど煮込み料理にも潜んでいて重大な食中毒を引き起こすのです)
これらの殺菌にはミルトンなどの強い塩素消毒剤が有効です。

アルコールは濃度によって効き目が大きく異なる

なお、消毒するときのアルコールの濃度は重要です。

アルコールは揮発するので、長時間放置すると濃度が下がります
殺菌に有効なアルコール(エタノール)濃度は40%以上とされており、
最適な濃度は70%ということです。
濃度が高すぎると殺菌効果が下がるのは、
「エタノールの疎水基同士の結合により細菌に対して作用し難く」なるため。
図の出典より)

ウイルスも種類によってアルコール耐性が弱いものから強いものまでいます。
インフルエンザとノロウイルスでは、インフルエンザの方がアルコールに弱いです。
健栄製薬HPの図2より)

この違いは、ウイルスがエンベロープという外殻を持っているかどうかによります。
外殻はリン脂質でできているので、アルコールに弱いです。
したがって、「エンベロープを持つウイルスの方がアルコールに弱い」と言えます。
実際、インフルエンザにはエンベロープがあり、ノロウイルスにはありません。
ちなみにノロウイルスをアルコール消毒する場合は30秒くらい必要なようです。

ミルトン)ママセット(容器+CP36錠)

新品価格
¥3,257から
(2019/1/31 20:37時点)

アルコールで死ぬ菌死なない菌まとめ

アルコール消毒の話を長々としてきました。
普通の細菌は基本的に石けんアルコールを使えば殺菌可能で、
ウイルス高濃度のアルコール塩素系消毒剤でしっかりと殺菌すればよい
ということになりますが、
昨今、細菌でアルコール消毒剤に耐性のあるもの(エンテロコッカス)が発見されたりしています。
「ケアネット」2018/8/29記事
原著論文:Science translational medicine. 2018 Aug 01;10(452); pii: eaar6115.)

そして、何よりも言いたいのは実は
「手洗いで物理的に微生物を洗い流すのが一番基本的でかなり有効」
ということです。
正しい手洗いの仕方や、手洗い以外の予防方法は、気になったら調べてみてください。

おまけ

ところで、インフルエンザノロウイルスって表記統一の仕方が気になりますね笑
この記事では簡略化のため
インフルエンザという感染症もインフルエンザウイルスも「インフルエンザ」、
ノロウイルスによって起こる胃腸炎もノロウイルスも「ノロウイルス」としています。
ノロウイルスは正確には病気の名前ではないのです。ややこしいですが)
厳密には使い分けられるべきものだと思います。

例えば
「インフルエンザ感染症」と「インフルエンザウイルス」、
「ノロウイルス感染症」と「ノロウイルス」
のような表記で区別すると分かりやすいですね!

ミルトン)ママセット(容器+CP36錠)

新品価格
¥3,257から
(2019/1/31 20:37時点)

医療, 育児

母乳関連の正確な情報

母乳のことをいろいろ調べていて、
ネットの情報は本当に玉石混交だと感じました。
確かな知識を得るためには、
検索上位のまとめサイトでは不十分なことが多いです。

研究者が書いた本や論文、専門家の発言などであれば
信用できる情報と言えますが、
サイト記事を名もなき人が書いて、専門家が監修というスタイルだと
どうしても、間違いやあやしい表現が多くなります。

そこで、母乳について調べた中で
はっきりと出典のわかる情報を紹介します。

授乳中の食事と母乳の成分 宋美玄先生ブログ

産婦人科医でTV等メディアにも出演されている宋先生。
著書も大変有名です。

・乳腺炎は食事内容と関係ない
・母乳の成分は食事とは関係ない

詳しい内容はこちら
小児科の森戸やすみ先生のブログでも同様の記事があります
宋先生のブログ記事内で紹介されている戸田千先生のブログ記事(12)も勉強になります。

 

 

「妊娠中および授乳期の栄養状況が母乳成分へ及ぼす影響」米山京子ほか、『小児保健研究』62(3)、2003

妊娠時の栄養と母乳成分についての論文です。

母乳の脂肪分は妊娠中よく太ることに関係し、
授乳初期は逆に脂肪を控える方がよい

妊娠中の最大体重時のBMIが高いほど
つまり妊娠中に太るほど高脂肪で栄養価のある母乳が出る
そして、授乳期に低脂肪食であるほど高脂肪の母乳が出る
妊娠中に蓄積された皮下脂肪を消費して母乳をつくるからです。
(後述の『母乳哺育』という本に記載があります。妊娠中についた皮下脂肪は平均72,000kcalと、半年分の母乳に相当します)

 

母乳のカルシウム濃度は授乳期の食事とは関係なく、骨密度と関係する

母親の骨に蓄積されたカルシウムが母乳に移行すると考えられるそうです。
骨密度は急に増えるものではないので、
母乳の内容は妊娠前からすでに影響していると言えます。

 

母乳のタンパク質濃度は、授乳期にご飯・野菜を多く食べているほど低い

食事の量に占めるご飯・野菜の割合が高いということは、
肉や魚といったタンパク質の割合が低いということだと思われます。

 

 

『母乳哺育』加藤英夫ほか編、1983年、メディサイエンス社

古い本で、Amazonには取り扱いがないようですが
学術論文に引用されている専門書です。

新生児に母乳以外のものを与える地域がある

サモア:母乳不足だと生後数週でもココナツミルク、サトウキビジュース
ピグミー:生後数週目から野菜類
外モンゴル:生後2日間は羊の脂肪のみ
など。母乳以外の栄養を与えても大丈夫なようです。
日本や中国では、乳母のような他人の母乳をあげる習慣もありました。

 

離乳は2歳以降でも大丈夫

イランでは2歳まで母乳が与えられる
モンゴルでは4歳まで母乳の子もいる
日本でも、明治期には5歳でおっぱい離れできていなくても
特に不思議がられませんでした。
いついつまでに卒乳しなきゃ、というのは
文化的背景によるもののようです。
現在の小児科などでは1歳前後で断乳を指導するのが主流ですが
昭和30年ごろまではそのような時期の指定はありませんでした。
また、卒乳を子ども主導型で進めるのは悪ではなく
その場合2〜3歳までかかることもあるが何の問題もないそうです。

 

生後1〜2か月で母乳がよく出るときは、意外に胸が張らない

子どもが泣いたり、おっぱいを吸ったりして初めて張るようになるようです。
なお、授乳間隔が2〜3時間で、授乳時間が1回10〜20分なら母乳は足りており
授乳時間が30分以上、おっぱいを離さない、短時間で泣き出す時は母乳不足が考えられます。
ちなみに便が週1〜2回でも、便秘や母乳不足ではありません(生後1か月以上なら正常)。

 

泣き出してすぐに母乳をあげなくても大丈夫
(無視するという意味ではない)

覚醒後30分くらいは、オムツ替えや抱っこ、あやすなどしてから授乳。
ときには泣き遊びをさせてから飲ませるとよいとのこと。
起きてすぐだと泣くことに必死すぎて、おっぱいが目に入っていないことがあるので
少し落ち着かせてからの方がよく飲むようです。
起きて泣いているのにすぐ飲まないからといって、焦ることはないということですね。

 

生後2か月ごろ、母乳を飲むのが一時的に下手になる

次のような理由があります。
生後1か月は反射で吸引でき、拒否することがないのでたくさん飲む。
2か月になるといろいろな感覚刺激に反応する(しかし、ながら飲みはできない)ため、
気が散って休み休み飲むようになり、飲む量や吸引圧、哺乳量が低下する。
ダラダラチビチビ飲むようになり、哺乳効率が悪くなる
3か月では、多様な刺激に対し同時に反応できるようになるので、
ながら飲みができるようになる。その結果、哺乳効率が上がる。
4か月〜5か月になると、反射ではなく自律哺乳になり、
飲み方も吸引型(舌を前後に動かす)ではなく、
大人の咀嚼運動に似た咬合圧型の飲み方になる。
(その結果、乳首にかみつく遊び飲みが始まる

 

なかなか意外な情報もあり、調べていて面白かったです。

母乳と食事の関係なんて、ネット上の検索上位に誤情報が堂々と載っているので

広く知られていることでも、それが本当かどうか、情報源が確かかどうか

自分で確認しないといけませんね。

 

【即納・通常便】妊娠前・妊娠中・授乳中でも安心安全の無添加 ファスティー葉酸サプリ1個 栄養素の吸収効率にもこだわって、鉄分、野菜、カルシウム、ビタミン、ミネラル、酵素、プラセンタをバランスよく配合しました♪【10P03Feb04】

価格:5,800円
(2018/3/2 19:32時点)
感想(0件)

医療, 育児

性別判明、体重急増

 

やっと性別がわかった

7か月目に入り、安定期もラスト1か月になりました。

だいぶお腹が大きくなってきて、服の上からも「出てる」感じがわかります。

エコー検査で性別が男の子と判明

早い人だと5〜6か月目でわかるようなので、ちょっと遅めでした。

前回(先月)の検診では、足を閉じてて見えなかったんです。。シャイ笑

 

ついでに逆子も判明。珍しい横位(頭が右にあった)でした。

このまま逆子が直らなければ、帝王切開ということになります。

いろいろ調べたけど、帝王切開でも別にかまわないような気がしてます(後述)。

 

あと、よく食べて運動しなかったせいか1か月で4kg増えてました(^^;)

本来なら月に1.5〜2kgまでの増加が望ましいんですが。

7か月目の胎児は羊水含めても1kg前後なので、自分の肉が増えてるのは明らかです。

これまで順調だっただけに、看護師・医師とも苦笑いしてた……。

 

お産の方法、国際比較

日本では「自然分娩が一番いい!」という風潮がありますが、調べてみると海外ではそんなことないようです。

欧米や中国、韓国では4割が帝王切開と言われているし、ブラジルは8割以上。

帝王切開でない場合も、無痛分娩を選択する人がほとんどです。

海外の人からしたら、自然分娩志向に対して「痛みを取る選択肢があるのに、何でわざわざ痛い方を取るの?」ってなるらしい。

(WHOは、医学的な理由なく安易に帝王切開することを問題視し、帝王切開を15%程度にとどめることを推奨してます。国の医療コストや、産科医・麻酔科医といった限りある人的資源、設備などを本当に必要な人に提供するため)

私自身は、自然分娩を否定したりはしません。産む人が自由に考えて選択すればいいと思います。

 

ちなみに、日本の帝王切開率は約19%。

無痛分娩(和痛分娩)も、国内ではあまり広まっていません。

「子どもはお腹を痛めて産むもの」「痛みは我慢するもの」という考えが、ごく最近まで社会通念になっていたことが関係するかもしれません。

海外で「不要な痛みは取る」という考えが広まっていることと対照的です。

 

とはいえ、そもそも無痛分娩だって全くの無痛ではないし、帝王切開は腹筋と子宮を切る手術なので当然痛い

自然分娩であっても、安産か難産か、妊婦自身が痛みに強いか弱いかなどで経験する痛みは人それぞれ

しかも、どんな産み方でも後陣痛はある(←痛み止めがあまり効かないらしい)。

産み方によらず「お産が痛い」ことは事実なんですね。

だから、自然分娩だけが痛いとか、痛みに耐えて偉い、というのはちょっと誤解かもしれません。

お腹を痛めないと愛情がわかないというのも、迷信ですよね。そんなこと言ったらパパの立場がなくなっちゃいます。

 

また、逆子だと自然分娩での胎児死亡率が約10%であるのに対し、予定帝王切開・緊急帝王切開では1%未満です。

帝王切開の適応は逆子・双子以上・前回帝王切開・高齢などで、これらの場合は帝王切開がかえって安全な出産方法ということになります。

※日本は世界の中でも特に安全にお産ができる国です(帝王切開だけでなく自然分娩・和痛分娩も含めて)。日本が1000人当たりの周産期死亡率2.5人(2014年)なのに対し、アメリカ6.3人、フランス11.8人、イギリス7.0人、ドイツ5.4人。海外では無痛分娩がメジャーなため母子の体力が温存できることもあってか退院が早く、退院直後に乳児死亡というケースも幾分含まれるそうですが……。

産み方は正直何でもいい

私自身、最初は陣痛の痛みや手術の痛みが想像できずに不安で、

自然分娩、無痛分娩、帝王切開のどれがいいのかしらと思っていたけど

ここまで調べて思ったのは、「無事に産まれてくれば何でもいいや〜」笑

逆子体操も医学的な根拠はないらしいし。

逆子が直れば自然分娩になるけど、早産とか分娩時間長すぎで緊急帝王切開に切り替わることはあるし。

無痛分娩でも、麻酔の効き方は病院や本人の体質で全然違う。さらに当日になって無痛分娩にできなくなることもあるらしい。

 

というわけで、これ以上調べるのはやめて出産までのんびり過ごそうと思います。

逆子が直るかどうかも赤ちゃん次第だし。

なるようになるさ〜。

 

mitete 女性100人の声から生まれたマタニティクリーム3本セット ★葉酸配合★AFC(エーエフシー)《日本製》

価格:8,100円
(2017/10/28 13:25時点)
感想(175件)

医療, 日常

脱毛サロンに通おうとしてやめた話

半年以上前になりますが、脱毛サロンに通おうとしたことがあります。

結果的には、行かないことにしたんですが。

脱毛を検討してる方のご参考になれば。。

 

最近安くなったなあと思って

最近はキャンペーンですごく安くなったり、定額で通い放題にできたりするようなので

総額20〜30万で、半年くらい通って半永久的に全身脱毛できるならいいなぁと思い、

また、初回の相談は無料なので某サロンに行ってみました。

サロンは多種類あるので事前にある程度調べて、自分の条件に合うところにしました。

 

事前に調べたのは

・各サロンでどういう機械を使ってるか(レーザーの波長によっては効果が薄いこともある)

・自分の気になる部位を選べるか(サロンやコースによっては、うなじとかの希望部位を選べないことも)

・値段と通院期間に問題はないか(最初の1か月無料でも、1か月空けて通院だから意味ないことがある)

などです。

私は、できるだけ低価格・短期間で腕や脚など露出部分を全体的に半永久脱毛したかったのです。

 

なお、自宅で行えるお手入れ方法も検討しましたが、根本的な解決にはならないみたいです。

光脱毛:レーザー脱毛と光脱毛とは別物で、自宅用の脱毛キットには光を用いたものもありますが、光脱毛は出力が弱くあまり効果が出ないそうです。

抜毛:物理的に毛を抜く「抜毛」で毛が薄くなることはありますが、毛根ごと抜けてこない(途中で毛がちぎれる)ことも多いので、必ず毛量が減るとは言いにくいです。

毛穴の中でちぎれた毛は埋もれ毛になって肌がブツブツになりやすいし、ちぎれた毛が枝分かれして生えてきて「1本だったのが2本に増えた!」みたいな現象が起きます。。

 

いざ、初回相談

webサイトとか口コミを見て、上記の条件を満たしてるところに行ってみました。

女性スタッフさんが施術や機械について15分くらい説明してくれたのですが……

実際に使用している機械が、webサイトでは公開されていないものになっていました

どうも新しい機種のようです

「以前使っていた機械との違いは何ですか?」と聞いてみたところ、

スタッフさんは医師に確認してきますと言って、しばらく離席しました。

戻ってきて説明されたのは、

「こちらの機械にもメリットはあるということなので……この後先生の問診がありますので直接聞いていただいても大丈夫です」

とのこと。

 

※なぜこの質問をしたかというと、webサイトで紹介されていた機械(アレキサンドライトレーザー)は、レーザーの波長が短めでメラニンに対してよく効き、到達深度も毛根のある位置に合っています。成長期の毛包(毛根部分を包む部分)に照射すると、毛包自体の破壊(→毛が生える機能を失う)を促すので、半永久的な脱毛が可能です。医療現場で長く使用されていてエビデンス(根拠となる報告)が豊富なこともあり、この機械がいいと考えたのです。

 

医師の診察の時にも同じことを聞いてみたのですが、

「メリットは痛みが少ない」

「ほぼ全員に新しい機器で施術をしているが、希望するなら旧式で施術してもいい」

という簡単な返答でした。

半永久的に脱毛できるのかどうかが一番気になっていたのですが、

「数年前に導入されたばかりの新しい機械なので、効果がどのくらい持つかはまだ分かっていない

ということでした。

 

新型は未知すぎると思って断念

うーん……以前より安くなったとはいえ、30万とか払うのに数年後また毛が生えてくる可能性があるなら、ちょっとなあ。

私としては、お手入れの手間が今後スッキリなくなることを期待してたんだけど。。

どうりで、最近の広告に「永久脱毛」っていうワードが使われなくなったわけだ。

(´-`).。oO(あと余談だけど、あの医師やる気なさそうだったなあ……

 

サロンに行って初めて知った新しい機械は「メディオスターNeXT PRO」というものでした。

数年前に開発されたもので、国内の脱毛サロンでは続々と導入されているようです。

このサロンで使っていた従来の機械(アレキサンドライトレーザー)とは根本的に異なる仕組みのもので、毛包よりも浅い場所にあるバルジ領域(毛根に成長を促すよう指示を出している部分)にレーザー照射することで脱毛を促すという新理論によるものです。

この機械のことを業界経験者の医師に聞いてみたところ、

「使ったことないけど、どうやってバルジ領域に狙い打ちするんだろうね。今までのレーザーだとメラニンが光を吸収するから、確実に毛包のある(黒い)部分に当てられたけど。どっちにしても、新しくてエビデンス少ないのは仕方ないねえ」

ということでした。

 

従来型の機械で施術してもらうことも考えたけど、無料相談に行ったサロンにあまり好感が持てなかったのと、現在も従来型をメインに施術している別のサロンや病院は費用が高額(50万以上)だったので、今回は見送りました。

新しい理論や機械の効果が未知なのは仕方ないので、ちょっと様子を見ようと思います

まあ、今でこそポピュラーなレーザー脱毛も、生まれたばかりの頃は「半永久なんて嘘だ」とかいろいろ論争があったようなので、効果がどのくらい持続するかは年月によって明らかになるものなんですね。

 

脱毛サロン体験記はたくさん見かけるけど、検討してやめた人の話ってあまり聞かないと思うので、これから脱毛を考えてる人はメリット・デメリットなどを参考にしていただけたらと思います(^^)

 

【送料無料】TBCエステチケット「エスペシャルコース」(男女共通)|[エステ券 ギフト お祝い プレゼント 全国共通 自分ご褒美 ブライダル イベント 景品 体験ギフト]

価格:32,400円
(2017/10/12 17:03時点)
感想(0件)

医療, 発酵

食中毒と殺菌(3)

以前の記事「食中毒と殺菌(1)」「食中毒と殺菌(2)」の続きです。主に発酵食品をつくるときの話をしています。第1回では殺菌とは何か・家庭でできる容器の殺菌方法食材および保存方法と菌の関係について書きました。第2回では食中毒を引き起こす微生物のうち、黄色ブドウ球菌、サルモネラ、カンピロバクター、ノロウイルスの特徴を紹介しました。

今回は引き続き、食中毒菌のうち腸炎ビブリオ、病原性大腸菌(O-157)、ウェルシュ菌、セレウス菌、ボツリヌス菌について書いていきます。

 

腸炎ビブリオ−−感染型

魚介類や海水と同じくらいの塩分濃度(3%)の水の中で生きています(生きるためにナトリウムが必要)。真水で洗わない・加熱が十分でない魚介類には要注意です。特にお刺身やお寿司などが代表的ですが、50年以上前にシラス干しで集団食中毒が起こりました。他には、魚によって汚染された野菜の一夜漬けなんかでも、たまに感染します。15℃以下では活動が鈍るため、冷蔵庫で保存するのは有効。しかし一方で、増殖速度がとても速いのが特徴です。大腸菌が4時間で1個→4000個に増えるのに対し、腸炎ビブリオはなんと1,000万個にもなります。常温放置で2〜3時間もすると、感染に十分な数に増殖します。魚介類は真水でよく洗って、できればよく加熱して早めに食べるのが大切。

潜伏期間:2時間〜24時間

症状:腹痛、下痢、嘔吐、発熱。2〜3日で自然回復

最適増殖温度:20〜37℃(4℃以下で保存・調理・消費を推奨)

殺菌方法:65℃1分加熱(中心温度)

腸炎ビブリオは感染型の細菌ですが、食中毒を起こすものとしては溶血毒という毒素を出すものが知られています。赤血球を傷つけたり体内の細胞を破壊したりするので、免疫力の弱い人は重症化することがある上、時には心臓に影響を及ぼして死亡する場合もあります

 

病原性大腸菌(O-157)−−毒素型

集団感染でよく話題になり、日本でも毎年感染者が出ています土や水、動物の排泄物など色々な場所にいます。畑でとれた野菜についていることも多いので、よく洗って食べることが予防になります。O-157の特徴は生存期間が長いこと、酸性に強い(胃液で死なない)こと、低温では増えない(でも死なない)こと。常温だと1か月くらい生き延びるので感染拡大しやすいです。8℃以下なら増殖しないので冷蔵庫で食品を保管するのは効果的ですが、冷凍庫に入れても死ぬわけではないので、注意が必要です。高温には弱いので、食べ物にしっかり火を通すことが大切です。

潜伏期間:4〜8日(長い)

症状:腹痛、下痢、血便。5〜10日で自然回復

最適増殖温度:20〜37℃(低温に強く、−50℃でも死なない)

殺菌方法:75℃1分加熱(中心温度)

病原性大腸菌の多くは感染型ですが、O-157はベロ毒素という強力な毒素を出すので毒素型に分類されます。ベロ毒素は数日後に重い合併症(尿毒症、脳症など)を引き起こすことがあり危険です。こうなると病院で長期間の治療が必要になることもあります。抵抗力の強い大人だと症状が軽めで済む場合がありますが、排泄物にO-157が付いていることには変わりません。家族に感染しないように、手洗いや消毒などを徹底する必要があります

 

ウェルシュ菌−−中間型(感染型+毒素型)

土や家畜の排泄物、魚にいます。特に多いのは、肉類。菌が芽胞という芽のようなものを出し、これがものすごく熱に強い上に芽胞ができるとき強力な毒素(エンテロトキシン)を出します。芽胞は菌が死んでも壊れません。ウェルシュ菌は熱に強く酸素が嫌いなので、肉・魚・野菜の入ったカレーやスープを大量に作って常温放置(2時間以上)したりするとよく食中毒を引き起こす。一般家庭よりも給食や飲食店で起こりがちです。カレーなどは前日に調理しないで、作ったら菌が増える前に食べきるか、急速に冷やすことが推奨されます。

潜伏期間:6〜18時間

症状:腹痛、下痢、嘔吐。症状は他より軽め。1〜2日で自然回復

最適増殖温度:15〜50℃(芽胞は高温に強く、100℃40分でも壊れない)

殺菌方法:100℃10分加熱(中心温度。芽胞は壊れない)

 

セレウス菌−−中間型(感染型+毒素型)

土や汚水、ほこりなどありふれた場所に生存しているほか、健康な人の10%には腸の常在菌としてセレウス菌がいます。普段は無害ですが、ウェルシュ菌と同じく芽胞を作り、毒素を出します。米や小麦粉を使った料理から感染することが多いですが、汚染された食事を食べるのではなく血液から菌が入って感染した場合はほぼ無症状(免疫力の弱い乳幼児や高齢者は敗血症を起こして死ぬこともあります)。食中毒の症状には嘔吐型と下痢型があります。

潜伏期間:嘔吐型は1〜5時間、下痢型は8〜16時間

症状:嘔吐型は吐き気、嘔吐、腹痛。下痢型は腹痛、下痢。1〜2日で自然回復

最適増殖温度:4〜50℃(芽胞は高温に強く、100℃30分でも壊れない)

殺菌方法:100℃10分加熱(中心温度。ただし毒素を出す芽胞は壊れない)

ちなみにセレウス菌は、医薬品として使われる高濃度(70%)消毒エタノールに耐えることがあるため、アルコール消毒があてになりません。血液感染は食中毒とは別のものですが、食中毒に関しては、ご飯や麺類を大量に調理した後はできるだけ早めに食べきるか、冷蔵庫など10℃以下の環境に入れて急速に冷やす必要があります。

 

ボツリヌス菌−−毒素型

主に自然の土、海や川にいます。ボツリヌス菌も芽胞を作る菌で、普段は芽胞の形で潜んでいます。空気がない場所を好み、加熱に強いため、缶詰や瓶詰め、真空パックなどの保存食で食中毒が起こり、死亡例もたくさんあります海外では自家製ハムやソーセージが多く、日本では飯寿司(いずし)や辛子れんこんが有名です。また、乳児にはちみつを与えるとボツリヌス中毒を起こすことがあります(はちみつは濃度が高いので空気が少なくボツリヌス菌が生息できますが、大人は腸内に常在菌がたくさんいるので感染しない……けど、乳児は腸内細菌まだいないので体内で増殖し、感染する)。

潜伏期間:8〜36時間

症状:嘔吐、視力障害、言語障害、嚥下困難、呼吸麻痺(発熱はない)。1〜2日で回復

最適増殖温度:10〜40℃

殺菌方法:120℃4分加熱(中心温度。毒素を出す芽胞には100℃2分で失活)

ボツリヌス中毒は自然界で最強の毒素と言われています。神経に障害を及ぼし、回復に長期間かかるため直ちに病院で治療しなくてはいけません。病院で抗毒素を投与されても、治療後数か月は痺れが残る人もいます。発酵食品を作るときは食材をよく洗う容器を清潔にする、酸度や塩分濃度をあげる、などに気をつけましょう。買った食品は賞味期限の間に食べきる冷蔵庫で保管するのが大切です。

※ボツリヌス菌にはいくつかの種類があり、耐熱限度が少し違っているものもあるので、上記の加熱温度はあくまで目安です。

 

【おまけ付き】手ピカジェル(300mL*3コセット)【手ピカジェル】[手ピカジェル 300ml 3個]【送料無料】

価格:2,189円
(2017/8/31 13:11時点)
感想(7件)