育児

1か月まとめ

少し前の話になりますが、子どもが1か月のときにどんな生活だったかを振り返ります。
今(3か月)もまだまだ赤ちゃんだけど、生後1か月はもっと何もできなくて小さかったな。

検診クリア、お散歩デビュー

1か月検診は無事に異常なしで終了しました。
体重も、混合栄養だからか少しだけ重め。

うちは、ガンガン外に出して刺激を与えようという方針なので
直後からお散歩に連れ出しました。
(検診も新生児から使える抱っこ紐で行きましたし)
まあ、実は退院した日に義実家滞在用グッズを買いにお店に連れて行ったんですが……。
生後すぐは免疫力が弱いといわれているので、人混みはよくないですが
外気浴は呼吸器を鍛えて体を丈夫にするので、
ほどほどに連れ出すといいのではと思います。

育児書とかでは2か月過ぎたらとか書いてあったりしますが、
原始の環境だったらずっと外ですし。
大昔の乳児が大丈夫なんだから、生き物として危険ではないはず。
(うちはこの理屈で大体のことを判断している気がする。哺乳瓶の消毒とか)

抱っこ紐大活躍

お散歩には抱っこ紐で出掛けてました。
両手が空くし、密着しているので子どもも安心するようです。
抱っこ紐で歩いたり揺れたりするとすぐ寝落ちするので、
外の景色は見てなかったかもしれない
お散歩では外気を吸ったり、音を聞いたりすることが重要なのでそこはまあいい。

あと、玄関を一歩出ると泣いてても不思議と泣き止むので、
外と屋内の空気の違いはわかっているように思います。

起きてる時間が長くなった

新生児のときは授乳以外寝てた(授乳のときも半分寝てた)し
よく寝る子で一度に眠る時間もとても長かったので、
遊んであげるとか全くできず、関わりようがなかったけど
徐々に、「授乳以外で起きてて泣いてない時間」ができてきました。

起きているからといって、こちらの動きに反応するわけではないけど
目の前に現れたものは一応見る
自分の意思で笑ったりとかはまだ無理ですが、
声をかけたり歌ったりすると、聞いているようです。

喃語かわいい

授乳のときに、「あー」とか「くー」とか言うようになりました。
小さな声で、喉からくぐもるような音が出る感じです。
クーイングかなーと思ったけど、もう少し声らしい声も出てきて
とてもかわいい。

日を重ねるごとに、喃語の頻度と種類が増えていきます
「あーぶ」とか、バ行が加わる。

指しゃぶり、だっこ要求

お腹がすいたときや眠いとき、ただ泣くだけだったのが
自分の指をしゃぶってしのごうとしはじめました
大声で泣いてたのが突然止んで、何事かと思って見たら指くわえてたり。

そして、泣きの目的に「だっこ」が加わりました
初めは空腹時ぐらいしか泣くタイミングがなかったけど
(うちの子はおむつが濡れてもあまり気にしないみたいです)、
明らかにお腹がいっぱいで眠くもないときに甘えたような泣き方をする。
で、抱っこすると泣き止んで、心なしか嬉しそう

↑この後「だっこ」泣きが徐々に増えていくことになり、体重も増えていって苦笑いすることに(^^;)
眠いときもだっこすると効果覿面ですが、そろそろ重くなってきました……

この頃から、要求によって泣き声を分けてるなーという印象を受けるようになりました。
本当にお腹が空いているときは、必死な感じで声が裏返ります

体重超増加、母乳哺育へ

もともと約3200gと大きめで生まれましたが、
混合栄養のせいかどんどん重くなりました。1か月検診で4kgちょっと。
1日あたりの体重増加量から算出すると、母乳もけっこう飲めてるようで
「もう粉ミルク増やさなくていいですよ」
「この調子だと母乳だけで大丈夫になるかもね」
と先生に言われました。
この言葉に勇気づけられ、完全母乳への移行を決意

ちなみにこのときの1日体重増加量は約40gでした。平均は20〜30ぐらい
粉ミルクは授乳(3時間おきなので1日7回)のたびに60mlを追加していました。

それで、翌日からさっそく粉ミルクをやめてみたら
頻回授乳にはなったものの、なんとかなりました。
最初の数日はさすがに1回の量が足りず、
1時間おきとか2時間おきとかに呼ばれて授乳してましたが
1週間もすると、母乳量が増えてきて2、3時間おきのペースで安定しました。
寝不足食事量の不足、あと夕方の3条件で母乳量が減る傾向があったので
そこに気をつければ完全母乳でやっていける見通しが立ちました。

いまでは外出やイベント関係以外なら完全に母乳だけで生活できてます。
完全母乳にこだわるわけではないですが、もし目指している方がいれば、
混合栄養から完全母乳に移行することは十分できると思います!
私も最初は一回の授乳量16gとかでしたし……(新生児でも1回20〜30gぐらい飲みますよね)

母子ともに、体はうまくできてるので徐々に順応していきます
生後1か月は授乳間隔3時間でとにかく寝不足でしたが、
赤ちゃんのかわいさに癒やされながら、なんとか楽しく乗り切りました〜。

 

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育児

新生児の五感教育

生まれて間もない子どもと関わるとき、
何をすれば伝わるのかなーと思ったことがあります。

まあ、新生児は一日中ほとんど寝ている
快眠快食快便ができていれば体の成長には問題ないんですが
あまりにもそれ以外の行動がないので
これでいいのか?と少し不安になります。
そこで、何か外の世界の刺激を与えて、
五感の発達を促したほうがいいんじゃないかと思い立ちました。

この時期に何かすることで発達が著しく変わるわけないし
本人が後々覚えているわけでもないけど
現時点でどんな反応をするのか、
そしていつ頃から反応が変わるかを試してみました。

ぬいぐるみ系はガン無視

ガラガラや、ぬいぐるみを目の前で振る。
まだ視力は0.01くらいでほとんど見えてないし、
そもそも自分の意思で表情をつくることができないので
刺激を認識していても反応はほとんどありません

赤とか黄色とか、はっきりした色のぬいぐるみだったら
見つめたりするかなと思ったけど、チラ見してあとは無視
ガラガラも、聞こえてはいると思うけど注目しない

人間の顔も、認識はしていて少し目で追うけどまだ笑わない

聴覚と嗅覚の刺激は有効

視覚的な刺激に対して反応を期待するのは、新生児には少し早いかもしれない。
ですが、五感のうち聴覚、嗅覚はけっこう鋭いらしいので
いろいろ試してみました。

音楽を流したり、話しかけたり、いろんな匂いをかがせたり。
その中でリアクションしたものもありました。

音を聞かせると、じっとして聞いているようすを見せます。
音楽話し声はもちろん、家電の音に聞き入ることがかなりありました。
ドライヤー・洗濯機・掃除機・食洗機とか。
胎内の音に近いからでしょうか。

その割に産婦人科で録音してもらった自分の胎内音ではまったく泣き止みませんが笑

嗅覚も、五感の中で最も原始的な感覚といわれるだけあって
新生児期でもけっこう反応がありました。
外気浴のときに、ベランダで育ててるハーブの匂いを私の指につけて、それをかがせたら
寝てるのにクンクンします

ハーブの種類によってもリアクションが違って、
ローズマリーのときは「クンクンクンクン!」と何度も嗅いで、
感心したような顔で「ほぉー!」とかやるのに
ペパーミントの時は鼻をひくつかせて不快そうな顔をして、2回目からは顔をそむける。
(ミントの香りはスースーして刺激が強いんでしょうか)

他にも、醤油とかパンとかオレンジとか、食べ物関係の匂いもよくかがせてます。
まだよくわかんないって顔をしますが、
一応興味をもってかいでくれるので刺激にはなっているようす。

言語刺激について

聴覚刺激にはまだまだ反応しないものの、聞いてはいます。
言葉については特に、お腹の中にいる頃から母国語の発音を認識しているといいます。

赤ちゃん学という学問領域があり、その研究によると
乳児は最初の段階で、外国語の発音(LとRとか)も聞き分けられるけど
その後、自分にとって必要ない情報を捨てるシナプスの刈り込み」が行われます。

言語はリズムの特徴によってストレス言語、モーラ言語、シラブル言語に分けられますが、
モーラ言語である日本語話者は、英語のようなストレス言語の習得は苦手です。
(ちなみにシラブル言語はスペイン語など。モーラは拍、シラブルは音節などと訳されます)
乳児期の頃にはすべて聞き分けられるけれど、母国語以外のリズムは普段使わないので
発達の過程で刈り込みが行われ、区別できなくなります
同じリズムパターンに属する言語は習得しやすい(その代わり、乳児期では母国語と区別しにくい)ようです。

母国語を習得するには、親がよく話すことがいいのですが
たとえば英語の発音を区別できるように育てたい!という場合は
小さい頃から英語にふれさせる必要があります。
しかも、赤ちゃん学の研究によると、
TVとか音声教材のような一方的な会話音では言語能力は向上せず
目の前の人が話しかける、コミュニケーション的なものでないと効果はない。
(Skypeのようにモニターを介してコミュニケーションする場合は、対面には劣るものの効果ありとのこと)

相互にコミュニケーションが成立しているかどうかは、
赤ちゃんにとってとても重要みたいです。
生物か無生物か(人間かロボットか、など)を判断するポイントは、
リアルタイムで人とやりとりできているかどうかを見て判断しているらしい。

うちは乳児期からみっちり外国語教育をしようとはあまり考えていませんが、
これを聞くと、いろいろ刺激を与えるのは大切だなーと思います。
ただし、刺激が多すぎてもよくないのである程度種類を絞る必要がありますが。
※刺激をたくさん与えればよいというものではない。全ての能力が残るわけではないし、逆にどれを不要なものとしてカットすればいいかわからなくなる弊害があります。また、大して重要でない能力が残ることで本当に必要な能力を高めていくことが阻害されます

教育の話はさておき、五感を通して刺激を与えるのは
発達や愛着形成にとても役立つ
と思います。
子どもも興味ありげな顔をするので、きっと楽しんでいるはず!

 

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育児

0か月まとめ

子どもは日々成長していきますね。
気づけばあっという間です。
忘れないうちに、0か月のころを振り返ります
すでにもう色々忘れつつありますが……(^^;)

健診などで小児科に行くとたまに新生児がいて、
懐かしくなります。
鳴き声がか細くて、ほっぺや腕・脚にお肉が少ない!
顔のパーツが相対的に大きい!
全体的に小さくて軽いし、保護してあげないとって気持ちになります。

新生児は寝てばかり

新生児は1日のほとんどを寝て過ごすとは聞いていましたが、
授乳中も寝落ちしてしまい、起こしながら飲ませていました
みんなそうなのかなーと思っていたら、
実はそうでもないらしいと知ってびっくり。
寝ない子はずっと泣いてたりするらしく、
そうなるともう大変なようですね。。

とはいえ、起こすのもそう簡単じゃなくて
揺らすぐらいじゃまったくの無効。
脇の下をくすぐる(それはもうえぐるように強く)、
背中をゴリゴリとなぞる
足の裏を爪立ててつねる、など
産院で教わりました。。
最初はこんな痛めつけるようなやり方でいいのかと迷ったが、
それでもなかなか起きない。

そもそも、寝たいんだから無理に起こさなくてもと思ったんですが
別の記事でも書いたように、
まだ自分の必要な量だけ飲むことができないので
眠すぎて必要な栄養を摂れないことが普通に起こるそうです。
実際に、尿や便の量が減って黄疸が悪化したりと
弊害が起きてきました。

また、最初のうちは母乳量が少なかったり
赤ちゃんも飲むのがうまくなくて
少ししか飲めないうちに疲れてきて、寝ちゃうこともあるようです。

がんばって3時間おきに飲ませるしかないんですね。
私も、入院中の母子同室の時が一番眠かったような気がします。

黄疸と、見えない予定

黄疸の検査は、退院の直前2日間くらいで行われます。
母と一緒に退院できるか入院延長して治療するかを判断するので
退院がぎりぎりに迫らないと評価できないみたいです。
もっと早くから検査して、必要なら治療開始してほしいところではあるんですけど。。

うちの場合、退院してすぐに長距離移動し、
義実家のお世話になることになっていたので
子どもと一緒に退院できるかどうかでスケジュールが変わってしまうので、
とてもヒヤヒヤというか、気を揉みました。

結局、黄疸の指標となるビリルビン値が入院レベルまでは上がらず、
母子同時に退院はできたものの
まだ数値が高いので、退院の2日後にもう一度検査受診するよう言われました
しかも退院日に。

さらに、その2日後の検査で数値が高ければ入院治療になるということでした。
予定が組みにくいことこの上ないですが、まあ仕方ない。
紹介状があれば、移動先の病院でも受診できるみたいですけど
すんなり引き継ぎしてもらえるのかは不明なので、
とにかく祈る&黄疸が少しでもよくなるように子どもを窓辺に寝かせるのみ。
(ビリルビンは太陽光線を浴びることで代謝されます)

結局、退院後の検査では経過観察レベルまで数値が下がっていたので
通院は終了になりました。
その日中に義実家へ移動することになり、
準備はしていたものの多少バタバタしつつ、無事に移動して祖父母と孫がご対面できました。

この時の、予定がはっきりしない感じは精神的にけっこうきつかった
黄疸で入院したらと思うと心配というか寂しいし。
ちなみに、自宅に戻って数日間一人でお世話するのは
(ほとんど寝てるから)別に大丈夫でした。
新生児を家に連れて帰って、お世話してるのが不思議な気分でした。

義実家滞在

黄疸の数値が下がったとはいえ、
退院後しばらくはまだ皮膚や白目が黄色っぽい
よく寝るところはあまり変わらない状況でした。
まあ、逆に言うとそれ以外に問題はないので安心です。

義実家では、授乳以外何もしなくていい状態にさせてもらって
とても助かりました。
3時間ごとに起きて授乳や食事をしたら、あとは寝てていいよと言ってもらえたし、
夜中以外は、私が寝てる間に子どもを見ててくれました
(といっても、主に祖父母が寝てる孫をながめる感じでしたけど)

もっと、お世話の仕方とかでもめるかと思いきや
意外とそういうことはありませんでした
感謝です。

私自身も、もっと気を使って疲れるかと思ったけど、
それどころじゃないくらい眠くて
遠慮する余裕もなかったのが幸いしたのか
素直に甘えられてよかったです。

世の中では義実家滞在すると仲悪くなるという話もいっぱい聞きますが、
全然大丈夫でした
相手の人格とかにもよるかもしれませんが、
こちらも変に意地を張らない、細かいことは気にしないようにすれば
だいたい何とかなるような気がします。
最初から敵視してたら絶対仲良くなんてなるわけがないし

子どもにとって、将来祖父母のところに自由に行ったり
可愛がってもらえる環境をつくりたいというのももちろんあります。
家族や親戚が仲いい方が、私も子どもにとっても嬉しいことだし。
今回は特に、すごく助けてもらいました。

0か月は眠いけど楽

振り返ると、子どものお世話で大変なことは幸いほとんどなく
3時間ごとに起きるのが眠くてしんどいぐらいで済みました。
家事は、さぼったり旦那さんに分担してもらったりで
今のところ追い詰められてはいません

ただ、授乳とかのお世話をしてるとしばらく手が離せないので、
10分あればできる仕事がどんどん溜まっていくのが
地味にストレスではありました。
沐浴からの授乳をすべて一人でやると、
お風呂場の片づけが沐浴開始から30分以上経った後になったり。
洗濯機を回し終わってから干すまで何十分も放置することになったり。
食事を中断したり。

まあ、それも「今は仕方ない」と割り切ればどうということはないし
最終的には解決する、実害のないことなので
自分の気持ち次第かなと思えるようになりました。

1か月になると少しずつ起きてる時間が増えたりで
いろいろ知恵が必要になってきますが、
とりあえず0か月は時間とともに漫然と過ぎていきました
よかったよかった。

 

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医療, 育児

母乳関連の正確な情報

母乳のことをいろいろ調べていて、
ネットの情報は本当に玉石混交だと感じました。
確かな知識を得るためには、
検索上位のまとめサイトでは不十分なことが多いです。

研究者が書いた本や論文、専門家の発言などであれば
信用できる情報と言えますが、
サイト記事を名もなき人が書いて、専門家が監修というスタイルだと
どうしても、間違いやあやしい表現が多くなります。

そこで、母乳について調べた中で
はっきりと出典のわかる情報を紹介します。

授乳中の食事と母乳の成分 宋美玄先生ブログ

産婦人科医でTV等メディアにも出演されている宋先生。
著書も大変有名です。

・乳腺炎は食事内容と関係ない
・母乳の成分は食事とは関係ない

詳しい内容はこちら
小児科の森戸やすみ先生のブログでも同様の記事があります
宋先生のブログ記事内で紹介されている戸田千先生のブログ記事(12)も勉強になります。

 

 

「妊娠中および授乳期の栄養状況が母乳成分へ及ぼす影響」米山京子ほか、『小児保健研究』62(3)、2003

妊娠時の栄養と母乳成分についての論文です。

母乳の脂肪分は妊娠中よく太ることに関係し、
授乳初期は逆に脂肪を控える方がよい

妊娠中の最大体重時のBMIが高いほど
つまり妊娠中に太るほど高脂肪で栄養価のある母乳が出る
そして、授乳期に低脂肪食であるほど高脂肪の母乳が出る
妊娠中に蓄積された皮下脂肪を消費して母乳をつくるからです。
(後述の『母乳哺育』という本に記載があります。妊娠中についた皮下脂肪は平均72,000kcalと、半年分の母乳に相当します)

 

母乳のカルシウム濃度は授乳期の食事とは関係なく、骨密度と関係する

母親の骨に蓄積されたカルシウムが母乳に移行すると考えられるそうです。
骨密度は急に増えるものではないので、
母乳の内容は妊娠前からすでに影響していると言えます。

 

母乳のタンパク質濃度は、授乳期にご飯・野菜を多く食べているほど低い

食事の量に占めるご飯・野菜の割合が高いということは、
肉や魚といったタンパク質の割合が低いということだと思われます。

 

 

『母乳哺育』加藤英夫ほか編、1983年、メディサイエンス社

古い本で、Amazonには取り扱いがないようですが
学術論文に引用されている専門書です。

新生児に母乳以外のものを与える地域がある

サモア:母乳不足だと生後数週でもココナツミルク、サトウキビジュース
ピグミー:生後数週目から野菜類
外モンゴル:生後2日間は羊の脂肪のみ
など。母乳以外の栄養を与えても大丈夫なようです。
日本や中国では、乳母のような他人の母乳をあげる習慣もありました。

 

離乳は2歳以降でも大丈夫

イランでは2歳まで母乳が与えられる
モンゴルでは4歳まで母乳の子もいる
日本でも、明治期には5歳でおっぱい離れできていなくても
特に不思議がられませんでした。
いついつまでに卒乳しなきゃ、というのは
文化的背景によるもののようです。
現在の小児科などでは1歳前後で断乳を指導するのが主流ですが
昭和30年ごろまではそのような時期の指定はありませんでした。
また、卒乳を子ども主導型で進めるのは悪ではなく
その場合2〜3歳までかかることもあるが何の問題もないそうです。

 

生後1〜2か月で母乳がよく出るときは、意外に胸が張らない

子どもが泣いたり、おっぱいを吸ったりして初めて張るようになるようです。
なお、授乳間隔が2〜3時間で、授乳時間が1回10〜20分なら母乳は足りており
授乳時間が30分以上、おっぱいを離さない、短時間で泣き出す時は母乳不足が考えられます。
ちなみに便が週1〜2回でも、便秘や母乳不足ではありません(生後1か月以上なら正常)。

 

泣き出してすぐに母乳をあげなくても大丈夫
(無視するという意味ではない)

覚醒後30分くらいは、オムツ替えや抱っこ、あやすなどしてから授乳。
ときには泣き遊びをさせてから飲ませるとよいとのこと。
起きてすぐだと泣くことに必死すぎて、おっぱいが目に入っていないことがあるので
少し落ち着かせてからの方がよく飲むようです。
起きて泣いているのにすぐ飲まないからといって、焦ることはないということですね。

 

生後2か月ごろ、母乳を飲むのが一時的に下手になる

次のような理由があります。
生後1か月は反射で吸引でき、拒否することがないのでたくさん飲む。
2か月になるといろいろな感覚刺激に反応する(しかし、ながら飲みはできない)ため、
気が散って休み休み飲むようになり、飲む量や吸引圧、哺乳量が低下する。
ダラダラチビチビ飲むようになり、哺乳効率が悪くなる
3か月では、多様な刺激に対し同時に反応できるようになるので、
ながら飲みができるようになる。その結果、哺乳効率が上がる。
4か月〜5か月になると、反射ではなく自律哺乳になり、
飲み方も吸引型(舌を前後に動かす)ではなく、
大人の咀嚼運動に似た咬合圧型の飲み方になる。
(その結果、乳首にかみつく遊び飲みが始まる

 

なかなか意外な情報もあり、調べていて面白かったです。

母乳と食事の関係なんて、ネット上の検索上位に誤情報が堂々と載っているので

広く知られていることでも、それが本当かどうか、情報源が確かかどうか

自分で確認しないといけませんね。

 

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育児

母乳か粉ミルクか

子どもが無事生まれ、育児が始まって最初に悩んだのが
おっぱい(授乳)関連のことです。
・母乳の量は足りているのか
・なるべく母乳育児がよいのか
・授乳間隔はどの程度気にすればよいか
など、気になることはいろいろですが、
人によって状況は違うし、アドバイスする人の立場もそれぞれなので
「どの人も、こうすれば絶対大丈夫!」みたいな答えはなかなか見つかりません。

情報収集しながら試行錯誤するうちに、
何となくスタイルが固定してきたので振り返ります。

うちの初期状態

前回の記事でも書きましたが、
うちの子どもは最初、眠すぎて授乳の最中によく寝落ちしてました。
また、飲むときにまだ舌をうまく使えていなかったこともあり
必要な量が飲めず、体重が減少してしまったので
無理やり起こして飲ませる日々。

そして、一回に飲んだ母乳量を測定したら
20gくらいで割と少なく、産院から粉ミルクを足すようすすめられました
※後で調べて知りましたが、生後1週間くらいだと1回に30〜40gくらいが適量のようです。
第二子以降だと、出生直後から母乳の分泌量が十分で、粉ミルクは不要なことが多いようです。

そんなわけで、うちは母乳と粉ミルクが半分ずつの混合栄養
毎回、母乳の後に粉ミルクを40ml飲ませることになりました。

産院の指導

産院はできるだけ母乳で育てさせる方針だったので、
入院中は安易に粉ミルクを足してはならないという雰囲気でした。

母乳よりも哺乳瓶で粉ミルクをあげる方がよく飲むんですが
(乳頭が出ていて吸い付きやすく、少し吸えばどんどん出てくるので)、
あくまで母乳での授乳をがんばりましょうという感じで
飲み方の練習として補助乳首(乳頭保護器)の使用をすすめられたり
赤ちゃんの吸啜を促すためにあごを押して刺激したり
といった指導がありました。

結果的には、それでもなかなか授乳量が増えないので混合栄養になったわけです。
母乳を飲ませようと長時間(左右各10分以上)がんばっても、母子ともに疲れるだけなので
きりのいいところで粉ミルクに切り替える方が合理的なように思います。
※産院では教わらなかったけど、実際、母乳は吸い始めて5分以内にほとんど出きっているそうです。

「母乳 VS 粉ミルク」の図式がそもそも変

母乳育児が絶対的な善で、粉ミルクが悪のように言われがちですが
昔からある母乳神話を引きずっているだけだと思われます。
現在の粉ミルクはとても高機能なので、母乳とほぼ変わりません

母乳も粉ミルクもそれぞれの利点があります。
母乳は、スキンシップになるし母の免疫を子どもに受け渡せます。
また、オキシトシンが分泌されるので産後の子宮復古を促します。
さらに、妊娠中に蓄積した皮下脂肪を使って母乳をつくる
(妊娠時に増える皮下脂肪は約72,000kcal。これは半年分の母乳に相当するそうです。うまくできてる!)ので、
産前の体重・体型に戻りやすいというボーナスがあります。

粉ミルクはタンパク質が多いので腹持ちがよく、眠りにつきやすいので
授乳間隔が開きやすくなります(育児では重要)
薬などを飲んでいて母乳をあげられない時にも成分上安心ですし、
栄養面でも、母乳に不足しがちなビタミンDが添加されていて
子どもの成長には申し分ないものです。

まったく別の良さがあるので、
両方うまく取り入れるのが一番だと私は思っています。

現在のスタイル

母乳が不足しているかどうかは、体重増加でわかります。
一回の授乳量を知るには赤ちゃん用の体重計がないとわからないので、
病院で測るかスケールを買うしかないですが
授乳後に何回も乳首を探して飲むなら不足かもしれません。

うちでは、左右約10分ずつ授乳した後毎回ミルクを足し(今は成長に合わせて60ml)、
授乳間隔の間に欲しがれば母乳を欲しいだけあげるようにしています。
(粉ミルクあげた直後に5分〜15分おきで欲しがり、頻回授乳になることも多いですが。一応母乳が出ているようなので少しずつでも飲ませて、寝落ちするまで1時間以上付き合うこともあります。。)
授乳間隔も、最初の頃はきっちり3時間おきにあげていたけど
1か月を過ぎる頃からは子どものリズムに任せています

基本的に規則正しく寝起きして、夜中にぐずることもないので
それでいいみたいだし、
日によっては間隔が5時間くらい開いたり2時間で目覚めたりしますが
生き物なので多少の揺れはあるだろうと思い、起きた時間に授乳しています。

よく泣く子とそうでない子など、個性はいろいろですが
大人のペースに合わせるとうまくいかないことが多くなって辛くなるので、
赤ちゃん中心の生活を前提にして動けば、イライラしなくてすみます。

私はもともとスケジュールどおりに行動したいタイプなのですが
多少のことは気にせずおおらかに対応してみたら
洗濯物を干すのが中断されても、やりたいことが先延ばしになっても
あまりストレスに感じなくなりました。

まだ月齢が低いので、本当の困難はこれから訪れるのかもしれませんが
慌てなければ、何とか頑張れそうな気がしています。

おまけ:哺乳瓶の消毒について

余談ですが、哺乳瓶の消毒を徹底するのが当たり前になっているのは
どうやら日本だけのようです。
欧米などでは食器と一緒に洗って終了煮沸消毒は週に1回程度だとか。
新興国では言うまでもなく、毎回漂白とかしていません。

それでも子どもは元気に育つし、
むしろ日本ではちょっと神経質かなという気がしてなりません。
そもそも、母乳あげるときの乳頭とか、大人の手とか、外の空気なんて雑菌だらけだし
子ども自身もいろいろ触った手を口に入れている。
哺乳瓶だけ消毒したところで意味がないと思う。
特に滅菌とか、家庭でやることではないような気がします……。

実際、大人の皮膚から常在菌をもらって肌のバリア機能を得る
(その一方で、ニキビをつくるアクネ菌とかももらってる)ので
菌にふれるメリットもあります。

雑菌を排除しようと衛生的にしすぎると、
免疫力をつける機会を失うので、かえって体が弱くなる
アレルギー反応を抑える機能が育たず、かえってアレルギーを起こしやすくなります。

早いうちに細菌やウイルスに感染した方が、アレルギー反応を抑える細胞が発達します。
動物園、砂場遊び、手づかみ食べなど
ある程度は汚い環境を許容して育てたほうがお腹が強くなり、体も丈夫になる。
慣らしてる最中も、不思議とお腹を下したりしません。
私も小さい頃、北国でさんざん雪やつららを舐めて育ったなあ……笑
そのおかげか、お腹はとても強いです。

 

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